カスラクダに乗ってパン帝国を目指します。
砂漠の入り口付近にレンタルラクダがあったのですが、最近は盛況らしく、カスラクダしか残っていませんでした。
仕方がないので僕はカスラクダをレンタルすることに。
登録を済ませ、店長にラクダ小屋まで案内されました。
カスラクダは驚いた様子で東のまつ毛と西のまつ毛をパチクリんさせています。
店長がカスラクダの耳元で何やら囁きました。
カスラクダは首を横に振っています。
そして店長が僕に近づいてきて
、こう言いました。
「ちょっと今日はスロットのイベントらしくて、行けないみたいなこと言ってるんですが、どうしますか?」
「いや、僕は今日中にパン帝国に行って、お腹を空かせた家族にレーズンパンを買わなくてはならないんですよ。お金は余分に払いますんで、どうかカスラクダを貸しては頂けませんか。」
店長は僕の言葉に頷くとカスラクダともう一度、交渉しに行ってくれました。
またもやカスラクダの耳元で店長は呟やいています。
カスラクダはまたもや首を横に振りました。
そしてカスラクダは逆に店長へ耳打ちをしています。
店長は僕に近づいてきてこう言いました。
「今日は熱いイベントだから、どうしても無理だそうで、よかったら一緒に来ないかと誘ってるんですけど、どうしますか?」
僕は一瞬迷ったのですが、カスラクダと一緒にパチスロに行くことにしました。
パチンコ屋さんに着いた僕とカスラクダは隣同士で座り、二人でプラス8万円も儲けて帰りました。
レーズンパンは途中のコンビニで大量購入しました。
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