仕事の時間に遅れていることに気が付きました。
慌ててエスカレーターを降りながら考えることは言い訳です。
急いでエントランスを目指したのですが、1階の受付でおば様に呼び止められてしまいました。
何事かと思い近づくと、おば様は何故か札束を手渡してきます。
そして素敵な笑顔を見せてきました。
恐らく宗教か何かの勧誘だろうと思い、受取りを拒否したところ、おば様は「それも自由ね…」と意味深なことを呟いて、ポケットから取り出したアラミド繊維の糸を首に巻き付け切り落としてしまいました。
首元から血が噴き出しています。
おば様の頭が笑みを浮かべながら足下に転がってきました。
その滑稽な様子に吹き出してしまうのを堪えつつ、おば様の頭を右足の踵で踏み潰しますと、おば様の頭から柔らかいモノが飛び出してきました。
その柔らかいモノを掬うと甘い匂いがしてきます。これがまた美味しいそうで、焼きたてのプリンのような香りなのです。
我慢しきれなくなり仕事に行くのも忘れ、おば様の頭から出た柔らかいモノを貪り尽くしました。
「ごちそうさまでした」
うっぷ。
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