アマチュアトランポリン選手の飛田さんにインタビューをしにスポーツセンターへ行きました。
体育館に行くと飛田さんはすでにトランポリンに乗り、練習を開始されていました。
僕は挨拶をしようとトランポリンに近づきました。
僕:「はじめまして! 本日インタビューさせて頂く者です!」
飛田さんはトランポリンで跳ねながら軽く会釈しました。
僕:「では、さっそくインタビューさせて頂きます!」
飛田さんはトランポリンに乗ったまま頷きました。
僕:「トランポリンはいつからはじめられたのですか?」
飛田さんはトランポリンで弾みながら答えてくれました。
飛田さん:「し---こう---、、、、、」
ばひゅーん、ばひゅーんとトランポリンの音が響き渡りました。
よく聞こえなかった僕はもう一度同じ質問をしました。
僕:「トランポリンはいつからはじめられたのですか!?」
飛田さん:「しっ---こう-----、、、、、」 ばひゅーん、ばひゅーん。
飛田さんはトランポリンに乗りながら答えてくださるので何をおっしゃっているかわかりません。
僕の質問に答えるタイミングが着地してからの一瞬でコンマ何秒かの世界なのです。
僕はトランポリンから降りてきてくれないかなぁと思ったのですが、練習の時間をわざわざ割いてインタビューするのは失礼と思い、そのまま続けることにしました。
僕:「長く現役を続けられる秘訣ってなんでしょうか!?」
飛田さん:「やっ---ぱ--っ」 ばひゅーん、ばひゅーん。
僕:「飛田さんにとってトランポリンってなんですか!?」
飛田さん:「いっ--」 ばひゅーん、ばひゅーん。
僕:「インタビューは終わりです!わざわざありがとうございました!」
飛田さん:「あっ---」 ばひゅーん、ばひゅーん。
僕は予定の時間より20分も早く切り上げて帰宅することにしました。
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