2015年12月30日水曜日

望み

四畳半アパートの万年床で

自分流のダンス

いまはまだ

いまはまだ

望みは

てやんでい

酒飲みすぎてからだが動けなくても

疲れてへばってこころが動かないときも

傲慢すぎるほど思い描いて

騙し騙しで進んでちょ

空回り宙返り

こんがらがっちゃって

またまたおさらばしちゃいまして

どうにでもなれって思います

こういうこともあるもんさと

笑って済まそう笑って誤魔化そう

いつも通りのお日様が

おみゃーさんバカ言っちゃいけねぇよと背中あたりにバチっと1発気合いを注入

英語がしゃべれたら

いやリスニングだけでもいい

そんな具合で目がなくなってしまう


2015年12月28日月曜日

14分

水の音

カエルの鳴き声のノイズ

これは水の雄叫び

夏の気配が漂いながら

また音楽に帰着する

結局はなにも言ってないんじゃないか

結局はなにも言ってないんじゃないか

工事現場で鳴り響く音

光の螺旋、シンセサイザーの世界

豪華なダンスパーティーのようで

教会に通う日曜日の朝のようで

結局はなにも言ってないんじゃないか

結局はなにも言ってないんじゃないか

もう14分も経ってんのに

2015年12月27日日曜日

最後に笑うのは

ある日あの時あの場所で

世界が一瞬でも止まってみえたのは幻か

被害届けを提出したい気分だけどまたなんか言われそうだからまぁいいけどさ

ロクでもない奴らはロクでもなく集まって人をコケにして笑ってるバカにして笑ってる

ただただ眠りたい
ただただ眠りたい
ただただ眠りたい

冷ややかに人生を不真面目に生きとくれよ

最後に笑うのはどっちだ

ピンチ

もはや国籍を変えるしかねぇのか

ピンチ&ピンチの連続

渋柿食ってまぁまぁまぁ

このところ尿漏れパーリーナイトなのでガードとしてのブリーフ

ガード使えますか?

っておい!トイレにカードなんて差込めないじゃん!

ピンポンはぱん

ローリングストーンズ

スイスイこんな世の中

サンバの音で

スイスイ

2015年12月25日金曜日

悲しみはカレーライス

悲しみはカレーライスで吹き飛ばそう

よくいくカレー屋さん

辛いのは食べられないから豆のカレーを注文です

ジンジャーエールもご一緒に

外は曇り空

さっきごはん食べたばっかりだった

けども食がすすむすすむ

席に座って20分ほどで帰宅です

回転率が大切だからね

たまらないよ

え!

雨か!

傘忘れちゃったな

まーいーや

と外に出た途端に不思議と雨は上がった



2015年12月24日木曜日

ゴロゴロ

犬はいの一番にパンに挟まれ

夜更けのサラダ油と共に歪んで

話したいことがあるんや

って突っ立ったまま駆け寄ってけ

いまじゃなくて

もちろん飛び越していくならば

チンチロリンチンチロリン

キープタープタープ

父性とはなんぞや

頭文字はヒンドゥー教

ルクセンブルクから思い通りになるなら

道に寝転んだ薄汚いお餅より

とー

そぼろごはん食べたいなぁ

いっつもいっつもナパーム焼きそば

ゴロゴロぉおお

2015年12月23日水曜日

余白

民族衣装を着てる。

たからものを探しにいくのだ。

でもクリスマスだけど

形なるものにおける役割を果たし

鼻くそを丸めながら

それでもおいらはいくのだ。

ふわふわに飛んで

お化粧は薄めに

また今度会いたくなったら

ジョボジョボに

雨の中に望む歯磨き粉。

寒さは堪えるね。

なんじゃなんじゃと戯れるひよこを

タイミングを逃すと

太陽の手の下に

またいつか

大ボケと小ボケをリピートアフタヌーン。

少ないピンチも

セントラルパークにて

コチュジャンにて

野ばらを

朗らかな噂を

歪な地球よ

くちゃくちゃに噛むガム



道頓堀

余白

2015年12月22日火曜日

シャラシャラ〜

金髪のロン毛にしたらみんなびっくりしちゃうかなあ。

しちゃおっかなぁ。

ロン毛はちょっと気が遠くなるけど。

伸びてる最中ってちょっと気持ち悪くなっちゃうだろうけど。

あとトリートメントを塗り込んでサラサラというよりもシャラシャラにしたいぜよ。シャラシャラ〜。

あー、もつ鍋食いてぇーわぁ。

確認もせずに七味入れる奴らは全員一列に並んで1人ずつジャンプしながら地獄に堕ちろ!確認せぇやボケぇ!

というような怒りもシャラシャラ〜。

気にせず水洗便所もシャラシャラ〜。

2015年12月19日土曜日

「無」

「無」に限りなく近づく為にはどうしたらよいのかを友人に相談したところ「わたしの場合は通勤途中の電車内でiPodから般若心経を流してイヤホンできいていますよ」とのことだった。

自分はどうすれば「無」へ近づけるのか。

まずプレイステーション3の電源オン。サッカーのゲームスタート。テレビは消音ミュートビート。iPhoneからポッドキャスト起動。武田鉄矢の三枚下ろし爆音。どちらかに集中するわけでもない丁度いいバランス。ここだ。この、、なんだろう。こう、、、んだ、、、。

間。

そうかこうか。

2015年12月15日火曜日

そういったこと

わたしにも家族というものがいてね。

とへたり込んだおじさんがポロポロ泣きながらボロボロになりながら言ってるわけ。公園の公衆トイレの目の前の水飲み場のところで二十歳かそこらの若いニット帽被ってパーカー着てる2、3人のやつらがいて。夜暗いし寒いし電灯もなんか弱々しいし。でその若者チームのひとりがおじさんと同じ目線になるように座り込んだの。

だからどうした。

そういうこと言うの。対話する気ないのかよ。ガラガラ〜ってピシャって。そしたらおじさんもうダメだって顔になりかけそうでまだ助かる方法がありそうでなさそうでありそうな表情を見せたからどうしたんだろうって思ってたらおじさんそのまま眠っちゃったのか気を失っちゃったのかなんだろ、スイッチオフにしてやり過ごそうとしたのか、まぁでもお酒飲んでそうな顔つきだったし、結局なにがどうとかこのあとのこととか知らないってことはそういうことだったんだよね。

グミ

グミっていつ食べたらいいのかわからない。

タイミングがつかめない。

ふわわっと一息つける一時に。

食後。

お出かけ最中。デート前。

いや今だ。

ということで近所のコンビニでコーラのグミを購入。

ひと粒お口に放り込む。

噛む噛む噛む噛む噛む。ゴクリ。

マジわかんねぇ。

ごっくんするタイミングわかんねぇ。

いまのでよかったのか。

誰にも教えてもらってないし。

グミの正しい食べ方とかあるのか。

いーやいーや。

わかんねぇ。

2015年12月9日水曜日

マイクロフォン

僕は最近マイクロフォンと寝てる。

録音して聴くと鉄っぽい響きが嫌で全部ダメになったから。

だからマイクロフォンと寝てる。

最初は冷たかったけどなんかえらいもんでマイクロフォンが若干柔らかくなってる気がする。

ともに過ごす日々が我々の凸凹をピッタリと丁度いい具合に心地よいものにしてくれたんだね。

うたがきこえる。

いい声にきこえる。

ミスターフィンガー

ミスターフィンガーに言われた。

「オレのピアノさばきメッチャよくない?」

腕組みをしながら少し考えて

「メッチャいいよ」

と言ってやりましたよ。

そしたらミスターフィンガーが喜んで

「そしたらさ、そしたらさ、一緒にピアノ弾こうよ!練習しようよ!」

って顔をくちゃくちゃにして笑うから

「うん!一緒にピアノ弾こうよ!やろうよ!」

って言ってやりましたよ。

変な歌

変な歌を歌おう

ペラペラで ヘナチョコで

誰のこころにも届かない

誰のことも歌わない

低音とかももちろんいらない

かる〜い感じの

ふにゃふにゃ〜の

え、おわったの?

てな具合のはやさで

リピートする価値もなくて

一回こっきりの真実を

点と点をつなぎ合わせて線を作り

線と線をつなぎ合わせて面を作る

面と面を合わせちゃったりなんかしちゃってさ

不真面目で不愉快なさ

そんな歌を歌おうよ

変な歌を歌おうよ


ピチピチのレザーパンツ

僕はいま短いピチピチレザーパンツにハイヒールを履いた姿を全身がうつる大きな細長い鏡で確認してる。

これで街中を闊歩したら通行人に凝視されるか目を背けられるか注目されるか無視されるか晒されるかツイッターとか写メ撮られて最悪だけど最高だな。

先ずは駅のホームを練り歩こう。モデルウォークで車内アナウンス、ベルのBGM、雑踏、ざわめき、目を塞ぐ母親、ダライ・ラマみたいな修行僧。

ベクトルは違うけど、道を極めんとする心持ちは同じこと。

快速と準特急だったら快速の方が遅いからなおよろし。対面に座る前髪を斜めに流した男がこっちをジロジロと眺めてる。

もっとモッコリさせるようにカップはめてくりゃよかった。

そんなこと思いながら新宿を通過したんだ。

うぜー

綿棒を耳にグサグサ突っ込んで掻き回して血がダラダラ流れて声高に幸せだぁーっなんてのを叫んで一体その目に何が見えてんのよ。え?おい?どうすればいいんだとか打算もほどほどにたまにはこういう古臭い音楽もいいよねだってちがうだろ、ちがうでしょ?待ち合わせしてる恋人たちが円の中心にいるかどうかって勘違いをどうにかこうにか鉄筋or笹かまでぺちぺちとしちゃってさ交互にさ。うぜー。うぜー。あっそうだガラクタを引っ張り出してごちゃごちゃしてるからその中に何かがあれば現状が変わるかもっつって腹空かしたお姉さんにチョコ渡して自己肯定をしてるそんな、夜中にチャリンコを押しながらコンビニ前にいる酔っ払った学生たちの視界に入らず、気がつかれず、ただただチャリンコを押して乗ればいいのにそしたらスーッて移動できんのにそんなことも気がつかずにあえてそうしてんの。うぜー。うぜー。

オシャレカレー

近所のオシャレなカレー屋さんでアルバイトを始めた。

あまりにも仕事ができずに怒られる日々が続いたが何とか働いて美味しいカレーを作ることができるようになった気がするようでしない。

もうムリだ。やめたい。

なんて思いながら働いてるもんだからムリな話。

オレは作ったカレーの中に唾を吐きかけることにした。

ぺっぴゅっ。

客がオレの唾入りカレーを食って「超美味しい〜」などとほざいてる。

なんだこいつら。

あほくさ。

じっと時計を見ながら時間が過ぎるのを待っている。

2015年12月3日木曜日

ひと

ひとです

人間じゃないです

ひとなのです

よかったです

ひとなので

よくなかったです

ひとなので

なんのこたぁない

ふっつうのことなので