パタジーさんが仕事中にも関わらず話しかけてきた。
「コノ携帯デ、自分ノアドレス見タインダケド、ドウヤッテ見ルノ?」
僕はパタジーさんの事を何も知らない。
国籍も年齢も何も知らない。
知っているのは名前と携帯電話の機種だけ。
それでも僕とパタジーさんの間には確かな関係があり、コミュニケーションもなんとなくとれている。
こういうことかと隣の席の忍者がつぶやいた。
隣の席の忍者はアルコール依存症からの脱却という本を読んでいる。
忍者の一部分を知った気がした二枚舌。
いや、二枚舌ではないので座椅子デスマスク。
気に食わないんだったら文句言ってこいやぁ!!
あぁ?
んだらぁっ!!
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