2011年1月31日月曜日

チャウチャウ飼っちゃう

あぁーもう嘘つきたい。

ちっちゃい嘘どんどんつきたい。

嘘をついてないとムシャクシャして頭かきむしっちゃう。

嘘ついてないと白髪が増えちゃう。

鼻の穴から心が出ちゃう。

チャウチャウ飼っちゃう。

嘘ついてないからイライラするっ!!

魂を揺さぶるような嘘を言ってみたいと思う時もある。

どかーんとくる嘘。

降り注げ、降り注げ。

思いつけ!僕の感性!

閃け!轟け!僕の右脳!

誰かに相談してみようかな。

あっ!

前に仏様と電話番号交換したから電話してみよう!

トゥルルルル。

仏様:「もしもーし!」

僕:「どーも!お久しぶりです!仏様ですか?」

仏様:「うん、そだよ!」

僕:「すいません突然!ちょっと相談したいことがありまして!」

仏様:「ぜんぜんいいよー!で、どしたのよ?」

僕:「あのぉ、僕、嘘をついていないと体にブツブツとかが出てきちゃうんですよぉ。どうしたらいいですかねぇ。」

仏様は一瞬、間をあけ、こう言った。

仏様:「てゆーか、それが嘘じゃん!」

ビビーン!!

さすが仏様、わかってらっしゃる。

僕:「あとチャウチャウ飼おうかなって思ってるんですけど、どうですかねぇ。」

仏様:「てゆーか、それも嘘じゃん!」

ビビーン!!

2011年1月27日木曜日

次世代のツンデレ

裸のおじさん達が1列に僕の前に並んでいる。

一人ずつ僕の前に立ち、僕の悪口を言う。

「この甲斐性なしっ!」

おじさんは悪口を言い終わると、僕の唇を見つめ、接吻をしていく。

ちゅっ。

おじさんは頬を赤らめ、列の後ろに去っていく。

そして次のおじさんがまた悪口を言う。

「スケベ野郎!」

そして、前のおじさんと同様に僕の唇を見つめ、接吻をしていく。

ちゅっ。

そのおじさんも頬を赤らめ、列の後ろに去っていく。

その行為がエンドレスで繰り返される。

これは本当に地獄。

おじさん達の接吻スパイラル。

気持ち悪すぎる。

2011年1月17日月曜日

幸せなら手を叩こう

向こうは僕の好きなあの子を連れている。

僕は一人。

そして襟を掴まれ、路地裏に連れて行かれる。

「お前コイツのこと、ずっと見てたろ?気持ち悪いって言ってるからさぁ、ちょっと謝ってくんない?」

僕は、その子にゴメンナサイと言う。

「いやいや違う違う。土下座、土下座!」

僕は土下座をさせられる。

僕の好きな子は笑っている。

そして、そいつは僕の髪の毛を引っ張りながらこう言う。

「靴を舐めろ」

僕は、そいつの靴を舐める。

僕の好きな子は笑っている。

それから、そいつは

「服を全部脱げ」と命令する。

僕は服を全部脱ぐ。

僕の好きな子は笑っている。

「財布出せ」

そいつに財布を渡し、中味を全部さしあげる。

最後にツバを吐かれ、顔を蹴られる。

「うわ、気持ちわり~。コイツ泣いてるよ」って言われる。

でも、これは悔しくて泣いてるわけじゃない。

君とこんなに近くにいれることが嬉しいんだ。

君をこんなに笑わせることが出来たから嬉しいんだ。

僕は、そっと2回、手を叩く…