2010年12月28日火曜日

天使の資格

みんな今までありがとう。

こんな気持ちになるなんて。

僕は資格をとって天使になることにしたよ。

今度、みんなに会うときは天国の話しをしてあげるね。

神様のことや、天使のこと、女神様のこと。

たくさん話してあげる。

それでね、実はこの前、実習に行ってきたんだよ。

みんな裸でさ。

体毛は全部剃らないといけないんだって。

毛が1本でも残っていたら強制的に帰らされるんだ。

厳しいと思うかもしれないけど、それぐらい天使はシビアなんだ。

みんな、ゆで卵みたいにツルツルでさ。

キレイだったなぁ。

僕は絶対にこのキビしい試験に合格して、天使になってやるんだぁ。

2010年12月24日金曜日

回転寿司

回転寿司に行く。

「へいらっしゃい!お好きな席へどうぞ!」

そう言われ、僕は席につく。

ブォオオーン

けたたましい音とともに僕が回転する。

寿司は回らず、僕が寿司のまわりを回る。

反時計まわり。

しかも意外と速い。

そしてなぜか醤油皿や醤油、ガリやお茶パックが入った湯飲みなどは逆回転。

取れない!

6チャンス目ぐらいで醤油皿は取れた。

醤油が取れない!

8チャンス目ぐらいで、やっとこさ醤油が取れた!

やった!

ガリは諦めよう。

醤油皿に醤油を入れる。

ぴちゃぴちゃぴちゃっ

回転の振動で醤油がこぼれる。

むずかしい。

並んでる寿司へ僕が回る。

マグロが食べたい。

取れない!

ぜんぜん取れない!

がんばって掴んだのは本日のおすすめの味噌汁の札。

飲みたくない。

あった場所へ戻す。

戻せない!

むずかしい!

再び標的をマグロに絞る。

ん?

気のせいかな?

寿司も回転してる。

いや、気のせいじゃない!

確実に回転してる!

しかも僕が回転してる逆方向に。

もっと取れない!

そのうち僕の席が上下運動を開始する。

メリーゴーランドみたい。

難易度が一気に上がる。

ついでに僕も上がる。

そして下がる。

寿司を捕らえるタイミングは、もう点でしかない。

もう何でもいいから食べたい!

集中して手を伸ばす。

本日のおすすめの味噌汁の札。

後ろへ投げ捨てる。

次!

がんばって掴む!

やっと寿司を掴んだ!

マグロだ!

醤油をつける。

いや醤油全部こぼれてる!

仕方ないのでそのまま食べる。

メリーゴーランドに乗ってマグロを食べる。

気持ち悪い。

もう店出ようと思い、店員を呼ぶ。

店員も馬鹿なのか反対周りに歩いている。

「おぁぃ…」

2周目。

「そ…」

2周目半で回転と上下運動が止まる。

プッシュゥゥー

レジでお会計。

「お会計は105円でございまぁーす!」

安い!!

2010年12月19日日曜日

秋の鹿は笛に寄る

歩道橋を渡ろうと階段をのぼっていたら、ランドセルを背負った5、6人の男の子たちが一斉に浣腸をしてきた。

僕は薄っぺらいチノパンを穿いていたので、男の子達の指は僕の肛門を貫いた。

僕のお尻からどす黒い血が吹き出す。

それを見て男の子達も吹き出す。

階段でお尻を押さえながらうずくまる僕。

ランドセルから何やら取りだす一人の男の子。

他の男の子達が僕を取り押さえる。

必死でもがく僕。

ちっちゃい声で「せーのっ」っていう一人の男の子。

ズブクシュッ!!

女の子みたいな悲鳴をあげる僕。

手を叩きながら爆笑する男の子達。

そして僕のアナルに縦笛を突き刺した一人の男の子。

アナルに突き刺さった縦笛からピョロピョロって鳴る音。

またもや手を叩きながら爆笑する男の子達。

ピョロピョロって音が鳴る縦笛をアナルに突き刺している僕。

爆笑する男の子達。

僕のアナルに突き刺さっている縦笛がピョロピョロって鳴る。

爆笑する男の子達。

アナルに突き刺さっている縦笛をピョロピョロって鳴らす僕。

秋の鹿は笛に寄る。

そんなことを思い出す僕。

2010年12月7日火曜日

うやひ先生の相談コーナー

「はい、今日もたくさんのおハガキありがとう!それでは、さっそく1枚目のおハガキを読ませていただきます。」


こんにちは。うやひ先生。

わたしは小学六年生の女子です。

最近わたしのクラスの男子たちがわたしのことをマグマ大使と呼んできます。

やめてとずっと言っているのですが、それでもやめようとしません。

どうしたらいいでしょうか?

ちなみに、うやひ先生は小学生のころにあだ名とかつけられたことはありますか?


「う~ん…マグマ大使ねぇ…。ねぇねぇもしかしたらさぁ、君のクラスの男の子たちはさぁ、君のことが気になっちゃってるのかもしれないよ。君がピカピカに光って見えるからついつい羨ましくて意地悪したくなっちゃうんだよぉ。でも本当に嫌だったら担任の先生に相談するのもいいかもねぇ」

「ちなみに先生の小学生のころのあだ名はねぇ。コロスとかシネだったんだよ!」

2010年11月30日火曜日

「ウンバッハ、ウンバッハ、ハッハ!!」

僕は世界を変えることができる。

その方法を最近知った。

それは

「ウンバッハ、ウンバッハ、ハッハ!!」

て言いながら太ももを叩き、天に向けて両手を挙げるんだ。

僕は試しに商店街でやってみた。

そしたらはじめは何コイツみたいな感じで見られていたけど、しだいに…。

魚屋も肉屋も薬屋もヤクザもパチンコ屋もニイチャンもネエチャンも

「ウンバッハ、ウンバッハ、ハッハ!!」

おばあちゃんもおじいちゃんも子供もサラリーマンも

「ウンバッハ、ウンバッハ、ハッハ!!」

ラーメン屋のオヤジも冴えないアルバイターもおばはんも

「ウンバッハ、ウンバッハ、ハッハ!!」

警察官もホームレスも呼び込みしてるニイチャンも

「ウンバッハ、ウンバッハ、ハッハ!!」

みんなで、みんなで

「ウンバッハ、ウンバッハ、ハッハ!!」


これで世界を変えられる。

僕はそう確信している。

2010年11月28日日曜日

進くん3号EX

近所の公園に散歩をしに行ったときのことです。

おじいさんやおばあさんやおじさんやおばさんが気の狂ったようにウォーキングしていました。

ははーん。

ピーンときた僕は持っていた進くん3号EXを使用することに。

ぴーーーーーーーー。

高音が鳴り響くと半分くらいの人たちが立ち止まり、身体からケムリを出しています。

やっぱりな。

半分くらいの人はロボットだったんだ。

もう半分の人間はそれに流されているだけなんだ。

自分の意思で動け人間よ!

2010年11月21日日曜日

脱皮

ちゅるん。

二の腕から下の皮がちゅるんって綺麗にむけました。

脱皮かなと思ったので昼過ぎぐらいにお医者さんへ。

「あ~、これ脱皮だねぇ…」

と、お医者さんに言われました。

そんな馬鹿なと思ったので母親に聞いてみると

「アンタは実の息子じゃないんだ…」

なんてぬかしやがった。

いやいや、そんなことより脱皮したことのほうがショックだから!